ひのっちの雲仙霧氷レポ!~普賢岳・前編~
ひのっち@地域おこし協力隊
こんにちは!雲仙市地域おこし協力隊のひのっちです。
今回の雲仙霧氷レポートは、普賢岳への前編です。国見分かれから鬼人谷口を経て新登山道で普賢岳を目指します!
今日(2月5日)は久しぶりに雲仙温泉街も雪化粧。
妙見岳・国見岳が白くなっていたので霧氷がついているようですが、
引き続き、雲仙の山をじっくり9時間かけてあるいた1月12日の様子をお届けします!
普賢岳・平成新山(国見分かれ付近から)
国見分かれから鬼人谷口
国見分かれから普賢岳方面へは結構急な下りなので、雪が積もっていないときでも気をつけて通らないといけない場所ですが、
多くの人が通ったあとの雪の上はとても滑りやすくなっているので、慎重に、慎重に。
でも、ゆっくり景色を堪能しながら休み休み下るのもいいです。普賢岳・平成新山と妙見岳も眺められます。
国見分かれから普賢岳方面へ
この先一気に下るので、注意喚起の看板です
右側(南側)には妙見岳
少し下ると普賢岳・平成新山は見上げる形に
霧氷が着いた木の間を下っていきます
鬼人谷口(振り返ると奥には国見岳)
鬼人谷口から鳩穴分かれ
ここから2012年に開通した新登山道ルートへと進んでいきます。
(普賢岳へは紅葉茶屋から登る方が近いですが、一部一方通行になっているため周回する場合は鬼人谷口から時計回りに進みます)
北西側に国見岳があり、普賢岳との間の谷になっていて、あまり湿った風が吹きつけないところですが、
雪が降ったあとでしたので、霧氷以外にも自然の芸術が見られました!
北西側に国見岳
西の風穴(奥)天然の冷蔵庫として、蚕の卵の保存場所だったそう
雪が積もった苔の下から氷柱が
少し進むと再び枝に
有明海が見えてきた
苔の先にも(北の風穴付近)
鳩穴分かれから立岩の峰
鳩穴分かれという名前は残っていますが、現在「鳩穴」への道はありません。
「まだ電気冷蔵庫がなかった頃、自然にできた氷を袋に入れて持ち帰った」
というエピソードを温泉街のお店の方から聞きましたが、「鳩穴」は平成の火山活動により埋没。
地球は生きている、ということを間近に感じながら、警戒区域との境に整備された登りの一方通行の道を進んでいきます。
この先(東側)にあった鳩穴は埋没。遠くには阿蘇山も見え、火山のダイナミックさを実感する場所です。
北西側には諫早湾干拓堤防道路(雲仙多良シーライン)・多良岳
鳩穴分かれから登っていきます
鳩穴分かれ付近は島原市。キャンプもできる「舞岳山荘」(島原市有明町)が見えます。(地域おこし協力隊研修で見学しました)
遠くにはうっすら佐賀方面が
雪が積もった一方通行の登山道
平成新山が近くなってきました
立岩の峰付近は湯気が上がっていて何とも言えない風景
少し開けたところから青空を見上げて
あたりから立ちのぼる湯気でカメラのレンズを曇らせないように気をつけながら立岩の峰展望台へ…
雪化粧した平成新山
新登山道のルートは見どころがたくさんあるので、今回はここまでにして、次回いよいよ普賢岳へ!