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自然と歴史が織り成すロマンを辿る④~多言語化事業の専門スタッフと行く“The Road to UNZEN” 前半~

加藤奈保子

前回までのお話は…  ツアーの屋台骨を作るべく、バークガフニ先生をメインに関係者各位が集結し、長崎の出島から雲仙までの道のりを辿りました。そして、より魅力あるツアー造成の実現を目指し、リリースまでに、様々な方面より磨きをかけて参ります!  

まずは皆様にご報告です。
この100年前の外国人に愛された雲の上の避暑地、雲仙。当時の長崎から雲仙までの道のりを辿るツアータイトルが決定しました。今後は、こちらのタイトルで進展状況をご報告いたします。

【ツアータイトル】
バークガフニ氏と往く!The Road to UNZEN~外国人が愛した雲仙~

今までの関連記事はこちら↓ 自然と歴史が織り成すロマンを辿る ①~③編

①すべてはここから始まった! https://www.unzen-portal.jp/projects/activity/road_to_unzen1/

②いざ、下見の旅へ!前半  https://www.unzen-portal.jp/projects/activity/road_to_unzen2/

③いざ、下見の旅へ!後半 https://www.unzen-portal.jp/projects/activity/road_to_unzen3/

雲仙観光局は、令和5年度の観光再始動事業として、昭和初期ごろ外国人が多く訪ねていた避暑地「雲仙」までの道のりを、当時の移動方法や過ごし方を体験する新たなコンテンツとして事業化を目指し、動いております。

(観光再始動事業とは?)
観光庁がインバウンドの本格的な回復を図るため、地方公共団体・観光地域づくり法人(DMO)・民間事業者などが手掛ける体験コンテンツ・イベント等の創出等を支援。対象コンテンツの条件は、「新規性が高く、自然・文化・食・スポーツ等を十分に活用したもので、高付加価値化されたもの」など。
令和5年度、雲仙観光局は「UNZEN Volcano story ~Sky・Sea・Earth~世紀を超えて、もう一度、現代版雲仙で日本に出会い直す旅。雲仙火山 空・海・大地の物語」として同事業に採択されました。コンセプトは、「目の前にあるモノから、そこに眠るストーリーを体験・体感することで、より感動を提供できるコンテンツ作り」です。
現在、The Road to UNZENを含め4種類のツアーを開発中です。

今回の記事は、9月末に2日間に渡り行われた、観光再始動事業の活動報告 前半です。

9月21日(木)  関係者の皆さん、雲仙に集結!

初日の本日は、多言語化事業の専門スタッフとして、各分野の最先端でご活躍の皆様とご一緒に、観光再始動事業の全体像、4種類の開発中のツアーの内容を可能な限り見ていただき、ご意見をいただく日として、各コンテンツにつながる、雲仙の今昔、歴史的にもジオ的にも貴重な雲仙の魅力について、ご案内をさせていただきました。

(多言語化事業とは?) 観光庁が、訪日外国人旅行者の滞在満足度向上を目的に、平成30年度より「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」に取り組んでおります。訪日外国人旅行者が地域を訪れた際、観光資源の解説文の乱立や、表記が不十分なため、観光地としての魅力が伝わらない等の課題があります。当事業では、観光庁が関係省庁等と連携して、文化財や国立公園等の観光資源の解説文作成に係る英語ネイティブ等専門人材のリスト化、派遣体制の構築、地域観光資源の解説文作成等の支援、旅行者にとってわかりやすい面的観光ストーリーを伝える魅力的な解説文の整備を促進するとともに、解説文作成に関するノウハウを蓄積し、地域における多言語解説整備の展開を目的とする事業です。

先ずは、観光再始動事業における4種類のすべての軸となる、雲仙火山についてのガイドからスタート!
なぜ、遠い異国である雲仙という土地に、外国の方がこぞってやってきたのか!?

いっちーこと市来さんの地獄めぐりガイドからスタート!火山が源になる雲仙の土地の魅力について語ります。

なぜ、遠い異国の地、雲仙に海外の方がこぞって訪れたのか、その答えは見つかるのか!?

様々な歴史の流れと共に生きてきた雲仙地獄。そのドラマチックすぎる歴史に、皆、興味津々です。

雲仙に来た海外の方は、どのようにバカンスを楽しんだのか!?

昔の雲仙の様子も、よくわかるお写真がいっぱい!こんなに大勢の外国人が来ていたのですね。

次に、4種類のツアーのうち、 四面宮伝説~温泉のはじまり~ の舞台でもある、四面宮を祭る神社『温泉神社』に参拝しましました。

こんなに素敵な境内が舞台に。どのように四面宮の伝説が描かれていくのか楽しみでしかありません。

観光再始動事業の概要や、その軸となる雲仙の魅力について、多言語化事情の専門スタッフの皆様にお伝えさせて頂く1日となりました。

2日目はいよいよ本日ご一緒した皆さんと、Road to UNZENの旅路を辿ってまいります!後半に続きます。

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雲仙地獄チャンネル 雲仙温泉観光協会ウェブサイト