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遂に完成!「国見エリアインタープリテーション全体計画」

金澤宥華

雲仙市の有明海に面する農業漁業共に豊かなエリア、国見町。国見の資源と魅力を改めて見直し、その価値をお客様に伝えるべく、雲仙観光局ではこの度「インタープリテーション全体計画」を作成しました!

インタープリテーション全体計画とは?

「インタープリテーション」とはその地域の魅力や価値を来訪者にわかりやすく伝えるコミュニケーション手法のこと。単なる情報の提供ではなく、体験や風景などを通し、そのものの背景にある意味や価値を伝えることが重要になってきます。

その地域の価値や魅力を一冊にまとめた冊子を作り、一貫した共通認識を持つために必要とされるのが「インタープリテーション全体計画」。

日本ではまだまだ珍しいですが、海外では国立公園や世界遺産、ミュージアムや観光地などでも作られるようになっています。

雲仙観光局は、第一弾として2022年に雲仙エリアのインタープリテーション全体計画を作成しています。是非こちらもご一読ください!

国見エリアの魅力をもっと多くの人に知ってもらうために…

国見エリアは元々イチゴや八斗木白葱など一次産業が盛んで、対岸の熊本県とを繋ぐフェリーや諌早市から雲仙市を経由し島原市までを走る島原鉄道なども通っており、交通の便も大変よい地域。

 重要伝統的建造物群保存地区である神代小路などもあり、歴史的にも特徴的な地域です。

食や文化、歴史など様々な資源がある反面、観光業以外への従事者が多いエリアのため、観光地としてはこれまであまり注目されてきませんでした。

そんな国見の資源とその魅力を改めて見直し、今後も進化し続けながら守り、さらにその価値をお客様に伝えていくべく、国見エリアインタープリテーション全体計画の作成がスタートしました。

国見の価値を洗い出し!国見の良さを伝えるワーキング

インタープリテーション全体計画を作るためには、まずそこに関わる人々の声を聞き価値を再確認する必要があります。そのため今回は「国見の良さを伝えるワーキング」を開催!

国見エリア出身の方や国見エリアで仕事をされている方、雲仙市内外に暮らし国見エリアに関わりのある方・・・多くの方にご参加いただき、国見の価値や魅力について洗い出し、整理することを目的としてワーキングを開催しました。

そして雲仙観光局のスタッフで、全5回のワーキングで出たフレーズ、国見の方々の思い、再発見された魅力を整理し、4つの価値にまとめました!

【国見エリアの4つの価値】

国見ならではの価値その1 山と海と暮らし

国見ならではの価値その2 神代小路と共にある

国見ならではの価値その3 豊かすぎる素材と活かす人々

国見ならではの価値その4 サッカーが繋いできたまちの絆

国見を語る上で必要な要素がぎゅっとまとまった4つの価値をもとに、国見エリアの素材や魅力を網羅した一冊にするべく、観光局スタッフで手分けをし文章作成や校正作業を行い・・・できあがったものがコチラ!

 

題して、『雲仙市国見エリアをもっと好きになるSTORY 国見エリアインタープリテーション全体計画』です!

できたてほやほやのインタープリテーション全体計画、中身はこちらからご覧いただけます↓↓

4つの価値それぞれの観点から、国見エリアの特徴や魅力をまとめています。

文章・イラスト全て観光局スタッフで手掛けています。文章作成や校正、画像提供等、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

この国見エリアインタープリテーション全体計画は、国見でお客様を迎える皆様に広くご利用いただき、今後更にブラッシュアップしていきたいと思っています!!!

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