国見の良さを伝えるワーキング⑤
堀口治香
穏やかな快晴の4月、第5回国見の良さを伝えるワーキングが開かれました!
↓鍋島邸の藤棚がきれいでした。
↓前回のワーキングはこちら!
今回は…
これまでのワーキングで出てきた膨大な言葉たちを、観光局員がうーんと唸りながら、
仮に(あくまでも仮に!)分類し、まとめてみたものを皆さまに見てもらう回です。
1か月ぶりのワーキング
ひきつづき、進行を務めるのは日本IP協会の川嶋さま。前回のおさらいを含めて、初めてこの場にいる人も、違和感なく参加できるようにお話をしていただきました。
第5回ともなると、ワーキングの内容が濃く深くなっていく分、初めて参加する人にはちんぷんかんぷんなこともあります。しかし、毎度のことながら素晴らしい進行により、和やかに、そして真剣な面持ちで始まりました。
国見の良さのまとめ(仮)
まとめてみたもの(仮)を見ていきましょう。
↓国見の自然のことが中心に分類されています。
【1】山と海と暮らし
~緩やかな傾斜のある栄養豊かな土壌と、日本一の干満差がある有明海に育まれた自然が、暮らしに密着している~
1-1 日本一の干満差がある有明海に面している
1-2 緩やかな傾斜の栄養豊かな土地がある
1-3 島原半島で初めて人類が足を踏み入れた場所 1-4 自然を活かした人々の暮らしがある
↓こちらは歴史にまつわる分類です。国見には歴史深い場所がいくつもあります。
【2】神代小路と共にある/武家のまちがある
~当時の暮らしを今に伝え護られてきた(護=大切に、傷つけないように、かばう)武家のまちがある~
2-1 武家屋敷の保存がされている
2-2 神代小路の歴史が地元の人の手で残されている
2-3 教育・芸術・武術などに優れた人を輩出している
↓国見と言えば農業が盛んな土地。日常の食材がとても美味しいのです。
【3】豊かすぎる素材と活かす人々
~一次産業に適した豊かな土地だからこそ、日常の食卓が安価で高品質で、地元の素材を活かした逸品が揃う~
3-1 イチゴ、ネギを代表とする一次産業が盛んである
3-2 有明海から獲れる魚介類・海藻が豊富にある
3-3 一次産業の素材を活かした蒲鉾、ハムなどの加工品がある
3-4 当たり前に地産地消な飲食店がたくさんある
↓国見高校サッカー部を筆頭に、スポーツの盛んな国見町です。
【4】サッカーが繋いできたまちの絆
~スポーツに最適な土地が、サッカー強豪校や新たなアクテビティを作り出し、町の営みに欠かせないものとなっている~
4-1 国見高校サッカー部は全国屈指の強豪である
4-2 スポーツをする環境が整っている
4-3 国見町を巡るサイクリングが地域を盛り上げている
4-4 子どもから大人までみんなが集える百花台公園
これだけあると、国見の魅力がいかに多いかわかりますね。
見直して広げて掘り下げて
ここからは、まとめたものの一覧を見て、それぞれをもう一度掘り下げていく、確認タイムです。気になる言葉や欠かせない要素が逃さず入っているか、国見に来られる方にぜひおすすめしたいものは何なのか、グループに分かれて話し合い、番号ごとに担当を分けて、紙に書いて貼りだしていきます。
あーでもない、こーでもないというお喋りの中から、光る言葉や伝えていきたい大事な要素を見つけ出していきます。
一度まとめたものを、再び広げて中身を確認していくことは、なかなか難しい要求です。初参加する人にとっては尚のこと難題のはず。しかし、初めての人には、既に何度も参加している人や国見出身の人に「それって何ですか??」と疑問を投げかける大事な役目があります。それによって、内容が深まることも多いのだそうです。
そんなこんなで、話し声は止まらず、長いと思っていた時間があっという間に過ぎていきました。
「おしまいです~!」と川嶋先生がブザーをプヒーッと鳴らすころには、話し合いを始めてから1時間半が経っており、壁(ガラス窓)には一面に合計100枚ほどの言葉が貼りだしてありました。
残り30分という限られた時間の中、一枚一枚を皆様と見ていきます。紙に書かれた言葉だけでは伝わりにくい細かい部分を確認することで、理解が深まります。
中には、第5回目にして初登場の地元の言葉や踊りの名前なんかも出てきて、盛りだくさんの時間でした。
国見のうまいもの集合!
今回のワーキングのあとは国見の美味しいものを集めて懇親会が行われました!
こちらを楽しみにして参加された方もいたとかいなかったとか…それもそのはず、国見には美味しい素材があり、それを活かしきる人がいらっしゃるのです。
↓シンプルに立食スタイル。
↓山の駅ベジドリーム特製からあげとサラダ、ドレッシングは大人気。
↓みゆき蒲鉾本舗の蒲鉾各種。国見名物とうふ蒲鉾はもちろん、色んな種類のちぎり蒲鉾もあります。
↓末廣旅館の特製筑前煮と花豆の煮物。ほっとする味で箸が進みます。
↓観月荘名物の観月いなり(左)と、観月コロッケ。
↓デザートには旅館松栄の野菜プリン。じゃがいも味、人参味、ブロッコリー味などもあって、確かにその野菜の味がする濃厚プリンです。(お察しの通り、食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れています)
↓国見の美味しいものを集めたら、大変にぎやかで欲張りな一皿になりました。どれも国見産の食材を活かした絶品料理です。ご協力いただいた国見のすてきな皆様、ありがとうございました!
さて、国見の良さを伝えるワーキングは一旦終了です。
ここからは、その「良さ」を皆様が見て分かるように形にする時間です。
出来上がっていく過程もなるべくお伝えします、次回更新をお見逃しなく。