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始動です!天幕レストラン2023

堀口治香

明治時代から避暑地として外国人に人気だった雲仙。

昔の写真を振り返ると、ロングテーブルを並べ天幕を張り、ゆったりと食事を楽しんでいる様子が伺えます。
当時の雰囲気を味わいながら、雲仙の自然の恵みを味わえたなら…。

そんな発想からスタートしたイベントが「天幕レストラン」です。

↓写真に写っているほとんどの人が朗らかに笑っているのが印象的です。

↓以前行った天幕レストランの様子はこちら!

今年の舞台はなんと「海」!

初めて山から飛び出すことになります。

半分が海に面している雲仙市の中で、一際輝くシーサイドが南串山町(みなみぐしやまちょう)にあります。
国崎半島(くにさきはんとう)の砂浜です。

↓海と砂浜が広がる隠れ家的な場所です。きれいですね~!

↓美しい風景と亜熱帯気候の植物が群生しており、県立公園に指定されています。

今年の天幕レストランの開催時期は10月を予定しています。

波の音と、涼しい風に吹かれながら、一日だけの特別なレストランでゆっくり美味しい料理と飲み物をいただき、
海に沈む夕日と共にフィナーレを迎える。

考えただけでも最高です。

キックオフ会議

8月某日、早速準備にとりかかるべく、腕を振るうプレイヤーの皆さまがそろいました。

↓去年もほぼこのメンバーで運営されたとのこと。再集結です。

テーブルの周りに集まっている人々

低い精度で自動的に生成された説明
キッチンで作業をしている人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

普段、仕事で料理や飲み物、お茶、テーブルセッティングなどをふるまわれている、その道のプロばかりが白熱の会議を繰り広げます。

プロ同士が集まると会話がとぎれることはありません。料理人たちがコースの内容を考えている横で、その会話内容を絶妙に聞きとりながら、ソムリエやインストラクターの方々が飲み物を決め、一方で、その様子を見てお花屋さんがテーブルセッティングのイメージをふくらませている…。文字通り、意見が飛び交い続けた結果、なんと3時間ノンストップの会議となりました。

↓板書には、何やら色んなメニューがみえます…!

はじめてだらけの舞台

ところで、国崎「半島」の場所はこんなところにあります。

↓赤矢印の部分。国崎「半島」 in 島原「半島」。半島が入れ子状態で面白いです。

ここで気になる点が一つ。

あの素敵な砂浜ビーチにたどり着くには、今のところ半島の内側から急で狭い階段を下りていく陸路しかありません。

交通の利便性はまあまあ、、、いや、かなり悪いのです。

お客様をきちんと誘導できるのか。

そして、大きな天幕や、料理に使う材料、その他諸々の機材を運んだりできるのか…!

という疑問が湧いてきます。

解決策として、船で砂浜まで乗り付けるという案が出ました。

船…たしかに…!!(でも本当にできるのでしょうか!?)

↓南串山町といえば漁業も盛ん。港には漁船がたくさん。

港に停泊しているボート

自動的に生成された説明

そうなんです。

船で国崎半島にお客様を送迎することも、

砂浜に天幕会場を建てることも、

海風が吹く中での野外調理やサーブも、何もかもが初めてです。

運営スタッフ一同はあまりにも不安だったため、近日に現場の視察を固く約束し、この場は解散となりました。

次回、怒涛の現場視察をお楽しみに。

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