梅雨明けしましたね！！！
ちょっと公開が遅くなりましたが、雲仙霧中散歩のサイトが完成しました！

雲仙霧中散歩とは？

簡潔にまとめると、梅雨の時期でも雲仙・小浜を楽しんでもらおう！という思いから作成したWEBサイトです。
雨の日の旅行は、どこであってもテンションが下がってしまいますよね？
雲仙温泉は標高700ｍの場所に位置している関係もあり、梅雨の時期は濃霧が立ち込めることが多いです。初めて雲仙の濃霧を経験された方は、真っ白で何も見えない！運転するのが怖い…という方もいらっしゃるほど。

しかし、雲仙地獄から噴出する硫黄泉の蒸気、そして小浜温泉街のあちこちから噴出する塩化物泉の蒸気。それらに含まれる成分や霧の保湿力(？)は、まるで天然スチーマーのような効果が見込めるのでは…と考えました。
科学的根拠はありませんが、雲仙温泉、小浜温泉に住んでいる方々は肌が綺麗な方が多い印象を受けます。我々は、「日頃から温泉の蒸気を浴びているため美肌なのではないか」と考察しました。

さらに、天気が良い日ももちろん最高ですが、少し霧が立ち込めた温泉街はより一層雰囲気が増し、どこか神秘的な空間になります。外国人避暑地としての西洋レトロな面影が残る雲仙、湯けむりが立ち上り趣ある商店街が立ち並ぶ小浜。いつもとは少し表情が違う雲仙の霧の中を歩いてみませんか？

撮影風景

通常、外で撮影をするとなると天気が良い日にするものですが、今回の撮影にいたっては霧の日をピンポイントに狙いました。霧待ちの撮影なんて、なかなかないですよね。笑
今回の撮影場所は雲仙地獄、湯の里温泉共同浴場(だんきゅう風呂)、かせやカフェ、雲仙温泉街、UNZEN山頂珈琲。そして小浜に下り、湯宿蒸気家、小浜温泉街、本多湯太夫邸(小浜歴史資料館)、R CINQ FAMILLEに行って参りました。

カメラマンは、queleva photo&movie代表の坂田さん(＠sakata_queleva)。家族写真や七五三等、主に「人」をメインに撮られているカメラマンさんです。とても素敵な写真ばかりですので、ぜひSNSもチェックしてみてください！

雲仙地獄

湯の里温泉共同浴場(だんきゅう風呂)

雲仙温泉街で最も古い歴史を持つ共同浴場で、脱衣所の年季が入った木製ロッカーやこじんまりとした浴場からは、長年いろんな方に愛されてきた歴史を感じます。だんきゅうの由来は「らっきょう」のことで、昭和9年にらっきょう漬けに使用されていた大きな樽に、お湯を入れて入浴するようになったことからその名前が付けられたそうです。今もその名残で楕円の形をしており、深さのある浴槽になっています。タイムスリップしたかのような空間と雲仙の良質な温泉をお楽しみいただけます！

かせやカフェ

お昼ご飯は、かせやカフェさんへ。こちらのオーナー夫妻は、元々旅館を経営しておりましたが、朝食で出していたパンが好評だったことから、2010年にこちらのカフェをオープンしました。とても人気のパン屋さんなので、お昼前に完売してしまうことも！イートインもあるので、雲仙を観光する合間にちょっと一休みすることもできます。

雲仙温泉街

雲仙温泉街は、赤屋根に白壁の統一された街並みが特徴的です。明治から昭和初期の雰囲気が残るノスタルジックな面影と濃霧の相性は抜群ではないでしょうか。こじんまりとした温泉街の中で、異国情緒あふれる空間を感じることができるので、是非体感してみてください。
(※横断歩道はちゃんと青信号時に撮影しております！)

UNZEN山頂珈琲

撮影を再開して、お次はUNZEN山頂珈琲さんへ。こちらは、2023年5月末にオープンしたばかりのお店で、なんとコーヒーの試飲ができるのです！自分が本当に好きなコーヒーを見つけて楽しんでほしいというマスターの想いが込められています。こだわりのコーヒーと一緒に美味しいケーキも味わうことができます。皆さんのこだわりに合った、お好きなコーヒーを見つけてみてくださいね。

湯宿　蒸気家

さてさて今度は小浜温泉へやってきました。小浜温泉はいたるところから湯けむりが立ち上っており、海に輝く夕日を見ながら温泉に入るという、贅沢な時間を堪能できる場所です。中でも湯宿蒸気家さんは蒸し釜を持っており、宿泊者はここで蒸した食材を夕食として召し上がることができます。蒸した食材にはちょっぴり塩味がつき、調味料なしでも美味しくいただけます。
あいにくこの日は風が強く、もくもくと溢れ出す蒸気を写真におさめることがなかなかできず・・・残念。
ですが蒸気家さんが持つ雰囲気を伝えられる良い写真が撮れました！！！

小浜温泉街

観光客の方が思う小浜温泉といえば57号線沿いの町並みを想像されるかと思います。しかし地元民からすると、そこから一つ入った通りにも、魅力が詰まっているのです！昔ながらの湯せんぺい屋さんや人情溢れる居酒屋、オシャレなBAR、スコーンやケーキなどのスイーツ屋、歴史ある小濱神社などなど。昼も夜も楽しめる小浜の裏通り。ぜひ散策してみてください！

本多湯太夫邸(小浜歴史資料館)

こちらは小浜温泉街の湯けむりを望む、小高い場所に位置する資料館。小浜温泉発展の礎を築いた「本多湯太夫」さんの功績を紹介しています。広いお屋敷の中には、本多家縁の品々も展示しており、縁側では休憩がてらお茶をいただくこともできます。庭園には源泉の湯けむりが空高く立ち上り、まさに圧巻の景色です。小浜の歴史を知ってから散策すると、また違った見え方ができるので面白いですよ！

R CINQ FAMILLE

最後はアイスソルベ専門店のR CINQ FAMILLEさんへ。こちらのアイスソルベは見た目がカラフルで可愛いだけでなく、もちろん味も美味しい！いろんなフルーツが楽しめるフルーツミックスや、チョコバナナ、ブラッドオレンジなど、どれにしようか迷いますね・・・。期間限定商品もあるため、来るたびに新しい味を楽しめるのもいいですね！
(※ちょっと溶けちゃいましたが、美味しくいただきました。)

おまけ

雲仙霧中散歩のサイトは、来年に向けて、これからも少しずつ育てていく予定です！
今年はもう梅雨明けしてしまいましたが、ぜひ来年の梅雨に来てくださいね♡(梅雨じゃなくてもお待ちしております！！)