【雲仙温泉修学旅行】第一回モニターを実施しました!
衣川 日菜実
こんにちは!長崎大学NPO法人Slopeersです。
昨年度から開発に取り組んでいる雲仙温泉修学旅行の第一回モニターを、4月17日に行いました。
私たちSlopeersと雲仙温泉修学旅行の詳細は前回の記事をご覧ください。
雲仙温泉修学旅行のプログラムは主に
①事前学習
②実際に現地で行うフィールドワーク
③より深い学びにするワークショップ
④事後学習
の4つのプログラムで構成されています。
その中でも今回は、雲仙散策・学生と雲仙住民の交流をメインとした②フィールドワークの試験運行です。
雲仙温泉修学旅行は、雲仙温泉住民との交流を通して「雲仙温泉を知ると共に自身の生き方を考える」という1つの大きな目的があります。そのためには雲仙温泉住民のご協力が必須です。モニター実施に向けて3月には多くの住民の方にヒアリングにご協力いただきました。
対象は長崎大学経済学部津留崎ゼミの大学3年生10名。
ご協力してくださった雲仙温泉の住民は7名。
学生は3班に分かれて合計7カ所を回りながら、住民のお話を聞きます。
雲仙市役所の職員の方も見守る中、朝9時からモニターを開始しました。
ドキドキです…
スタート地点は、雲仙お山の情報館。
自然公園財団の大町由紀さんには、普段の仕事内容を通しての生き甲斐や国立公園としての雲仙についてお話し頂きました。
島原半島のジオラマの前での講話は、より一層雲仙への理解を深めました。
その後、大学生は3班に分かれてそれぞれのルートで雲仙温泉住民のもとに出向きます。Slopeersメンバーも移動中ガイドとして各スポットまでの案内をしました。
各住民15分の講話の中で、それぞれの場所でそれぞれの取り組みや想いをお話して頂きました。
プログラム終了後、大学生との意見交換をしました。実際に体験した感想だけでなく、修学旅行としてさらに学生の学びを深め楽しめるように、どう改善すればよいのか、現段階のプログラムの課題を見直す良い機会となりました。
雲仙温泉修学旅行は商品化に向けて、今後も雲仙温泉住民とのヒアリングやミーティングを重ねていきます。今回のモニターでは、準備から本番まで住民の皆様の快いご協力により修学旅行の実現に向けて大きく前進しました。これからも、雲仙温泉の街と雲仙温泉住民と共に良いコンテンツ開発ができるよう、頑張っていきます。