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E-Bike WG(プロモーション)

中村 星斗

前回の振り返り

前回、雲仙市全体でプロモーションすべきモデルルートの素案を検討しました。今回は雲仙市でE-Bikeを含めた自転車関連事業を手がける事業者さんの方々をお呼びし、モデルルートも含め、雲仙市全体でサイクルツーリズムをどのように盛り上げていくかについて議論しました。

主な論点は「雲仙市におけるサイクルツーリズムの全体プロモーション」についてです。

雲仙市におけるサイクルツーリズムの全体プロモーション

まだ認知されていない雲仙市におけるサイクルツーリズムをどのようにPRしていくか。

現在雲仙市において自転車の貸出などを行い、サイクルツーリズムの発展に寄与している事業者は数社いますが、それぞれのプロモーションにゆだねていたため、雲仙市における自転車関連のアクティビティをうまく見せられていませんでした。

このため自転車の貸出数も伸び悩んでいたり、そもそも雲仙市においてサイクルツーリズムが体験できるということを知っている人も少ないです。

これらを解決するため、雲仙市におけるサイクルツーリズムに関するプロモーションを横断的に実施すべきだということが決まりました。

具体的には以下の手法により、より多くの方々に雲仙における自転車を活用した新たな過ごし方を提案していきます!

雲仙市観光情報サイト「Find UNZEN」への情報掲載

現在雲仙観光局が運営している新たな雲仙の過ごし方を提案するサイト「Find UNZEN」に情報を掲載します。雲仙市でレンタル自転車が利用できる事業者の情報(事業者情報、モデルルート 等)を整理して掲載します。

モデルルートの策定

今回集まった事業者さんに前回作成したモデルルートの素案を確認していただきおおよそのモデルルートを決定しました。今までのモデルルートをアップデートした他、雲仙温泉街以外のルートも多数追加。モデルルートはGoogle マイマップで作成し、情報のアップデートを行っていきます。またマップ上には観光スポットや休憩場所、トイレの場所などサイクリストに嬉しい情報なども多数掲載しました。

以下はモデルルートの例です。名称などは今後変更の可能性もありますが、モデルルートを参考にしながら今まで体験したことのない体験を経験していただきたいですね!

店頭チラシの作成

オンラインの情報だけでなく、リアルなチラシも作成します。これらのチラシを店頭等に貼りだすことで雲仙市でサイクルツーリズムが経験できることをアピールします。

体験意欲をくすぐるような動画や記事の作成

実際にどんな体験が待っているのか利用者が想像しやすいような動画や記事を作成します。実際に仁田峠に登っている様子をドローンを使って撮影したり、事業者が提供している体験プランを取材するなどしながら作成予定です(記事の掲載場所はFind UNZENを想定)

ハイシーズンは店先に車両をおいてアピール

これまで特に雲仙温泉街では硫黄などの影響を受けないように店内に車両をしまっていましたが、ハイシーズンの期間だけ店先などに車両を置くことで、利用を促します。

今後の議論

オペレーションや保険などの共通化

今回決定した雲仙市におけるサイクルツーリズムの全体プロモーションについては粛々と実施していく予定ですが、議論の中で「貸出の際のオペレーション」や「自転車保険の見直し」についても意見が出ました。

プロモーションと比べると地味な印象がありますが、地域全体においてサイクルツーリズムを推進していく上では欠かせない視点です。まだまだ以下は仮説や妄想レベルの話なので、次回までに調査をし、具体的な議論ができるようにしていきます。

  • 貸出の際のオペレーション:貸出同意書等を地域で共通したフォーマットにすることで貸出の効率化や最適化が実施できるのでは?
  • 自転車保険について:現在も自転車保険は全事業者が加入しているが、より利用者にとってメリットのある保険などを検討したり、地域一括で保険の契約ができるのであればボリュームディスカウントが期待できるのでは?

各会で明確な宿題事項と担当を割り振ることでサイクルツーリズムの決まってきました!今回議論の中心となった全体プロモーションについては各施策が終わり次第また報告させていただきます。

雲仙における自転車の活用やサイクルツーリズムに関してご興味ある方がいらっしゃいましたら是非ワーキングにご参加ください!

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