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国見の良さを伝えるワーキング①

堀口治香

ワーキングってなに?

雲仙市内外を問わず様々な人が集まり、それぞれの悩みや課題を共有して話し合い、具体的な解決方法や新たなチャレンジを導き出す活動のことです。今回はずばり、「国見の良さを伝える」ワーキングです!

国見地区ってどんなところ?

雲仙市の有明海に面する農業漁業共に豊かなエリアです。特に県内1位の生産量を誇るイチゴや、ブランド化された八斗木白ネギ(はっとぎしろねぎ)などが有名です。市内唯一の海の玄関口ともいえる多比良港(たいらこう)や島原鉄道が通っている交通の便が良いエリアでもあります。重要伝統的建造物群保存地区である神代小路(こうじろくうじ)等、歴史的に特徴的なスポットもあります。

大きな目的は、これから複数回行うワーキングを通じて「国見のインタープリテーション全体計画」を作成することです。

神代小路を知ろう

11月15日、ワーキングを始める前に、神代小路の歴史について知ろうということで、午前中は地元のガイドさんに案内していただくことに。(任意参加)
↓ガイドの今村正美さん。なんと手作りの三線とオリジナルソングと共に神代小路の歴史を紹介してくださいます!

↓一人で歩いたら素通りしてしまう通りや土地も、ガイドさんと一緒に歩くと、武家屋敷ならではの特徴が散りばめられた歴史深い場所になります。

石積みや玄関口などにも意味があります
お殿様専用の入口は今でも一般人立ち入り禁止です

↓鍋島邸もご案内いただきました!初めて知ることが多くありました。

緋寒桜の物語を語る今村さん
座敷やガラスにも、時代ならではの特徴が

ワーキングスタート!

午前中の神代小路ガイドを体験して満足しかけていましたが、、、今日の本番は午後からです。

会場は、神代小路の中にある雲仙市神代小路まちなみ交流館。
国見地区からはもちろん、雲仙市内外から50名以上が参加してワーキングがスタートしました!

「国見の良さを伝える」と言っても、どうして集まったのか?まずいったい何をするのか?をみなさまと共有していきます。

まずは雲仙観光局より、今ワーキングの目的である「国見地区のインタープリテーション計画を作成する」ことを話しつつ、そもそもインタープリテーションとは何か、についても説明します。

↓インタープリテーション計画について、気になる方はこちらを参照ください。

↓そして、日本インタープリテーション協会の川嶋直さまに進行をバトンタッチ。
昨年、雲仙のインタープリテーション全体計画のときにも携わっていただき、とてもお世話になりました。

KP法(紙芝居プレゼンテーション法)を使ってシンプルに分かりやすく、情報を共有します。

今回の目標は「国見の資源を出し合うこと」。

↓自己紹介やグループ分けも楽しみながらリズムよく進みます。

ここで新たな方法、「えんたくんミーティング」が登場しました。

円く切った大きな段ボールを4~5人で丸く囲み、紙に直接書き込みながら話し合いを行うという方法です。ルールは「良く聞こう」「言葉を書こう」「短く話そう」の3つ。

↓話し合い、席替えを行いながら約1時間。それぞれのえんたくんには、文字がびっしり書かれていました!

今度は、出し合った国見地区の資源をどんどん書いて壁に貼っていきます。

↓写っているのはほんの一部。軽くこの3倍の量は出ています。

ここで終了の時間が来てしまいました。

次回は、出てきた多くの資源を基に「来訪者にどんな体験をしてほしいのか?」というテーマで話し合う予定です。

季節外れの緋寒桜が一輪咲いていました。

次回!

第2回目のワーキングは、12月21日(木)の13時から開催予定です。

絶賛参加者募集中です!!→→→
締め切り12月11日(月)

第2回の様子はこちら↓

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